かくまつとむ『糧は野に在り』

竿は奄美でコサン竹と呼ばれる布袋竹。長さと先細りの加減がほどよく、皮が厚く節の数も多いので張りがある。(中略)今でこそ釣り専用の糸やオモリを使っているが、昔は糸がタコ糸で、オモリもそのへんに落ちている錆びたネジだった。

糧は野に在り: 現代に息づく縄文的生活技術
かくま つとむ
農山漁村文化協会
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