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青木敬『土木技術の古代史』

墳丘の内部に水が溜まってしまうと、墳丘の崩壊を招きかねず、排水することで墳丘の損壊を未然に防止することになる。土木技術の古代史 (歴史文化ライブラリー)作者:青木敬吉川弘文館Amazon

室井 綽 『竹』

マレー地方で竹稈の摩擦によって火災がおこったとき、稈中の膨張した空気を吹き出す音から土人がバンブーといいだした。竹 (ものと人間の文化史 10)作者:室井 綽法政大学出版局Amazon

森浩一『諸王権の造型』

…潟を維持する努力が失われ、港としての潟の機能が低下し、日本海地域の繁栄を支えた水上交通網の機能が低下することになる。とくに出雲において河川上流の中国山地で砂鉄精錬が大規模化するにつれ、大量の土砂が流出し、それによって潟の機能低下にいっそうの拍車がくわえられたであろう。図説 日本の古代 (第4巻) 諸王権の造型―古墳時代posted with amazlet at 19.06.08森 浩一 中央公論社 売り上げランキング: 1,056,489Amazon.co.jpで詳細を見る

長沼毅『鉄といのちの物語』

山を崩し、砂を河に放り込み、水簸を使って比重選鉱することを「鉄穴(かんな)流し」と言います。 鉄といのちの物語―謎とき風土サイエンス (ウェッジ選書)posted with amazlet at 19.06.14長沼 毅 ウェッジ 売り上げランキング: 359,961Amazon.co.jpで詳細を見る

長沼毅『生物圏の形而上学』

その四万十川も近年は相当に水量が減ってきている。この一因には過密な植林、いわゆる密植がある。近年は間伐(間引き)が推奨されるようになったが、地下水を吸い上げて蒸散させる「緑のストロー」がたくさん生えているようなものだからである。それでも森林が「緑のダム」と考えられている。それはなぜか。生物圏の形而上学 ―宇宙・ヒト・微生物―posted with amazlet at 19.06.14長沼毅 青土社 売り上げランキング: 923,539Amazon.co.jpで詳細を見る

『古墳時代の工芸』

…。直笵鋳成法は、石や土に文様を陰刻する方法である。仿製三角縁神獣鏡にみられる笵の補刻や修正は、石製では不可能と思われ、土の補填可能な土型であったと思われる。元来、土型は鋳造時に笵が破壊してしまい、複数の鏡、すなわち同笵鏡は作れないとされているが、先述のように、古代の工人は、壊れた笵を接合し、補修することで複数鋳造を可能にしたのである。(八賀晋)古墳時代の工芸 (古代史復元)posted with amazlet at 19.06.14講談社 売り上げランキング: 926,39…

『楽しい古墳案内』

縄文時代の墓としての土坑 太陽の地図帖 楽しい古墳案内 (別冊太陽 太陽の地図帖 23)posted with amazlet at 19.06.14平凡社 (2014-01-06)売り上げランキング: 145,782Amazon.co.jpで詳細を見る

岡本 康男『体にいちばん快適な家づくり』

…くぶ厚いコンクリートを敷設するので、縁の下はつくらず、いわゆる土間床構造になります。 縁の下がないと風が通らないので床下が腐るのでは、という心配は無用で、じつは縁の下があるために通風が必要になるのです。縁の下がなければ湿気が入らず、温度が下がらないので結露もなく、床は腐りません。体にいちばん快適な家づくり (講談社+α新書)posted with amazlet at 16.06.08岡本 康男 講談社 売り上げランキング: 691,146Amazon.co.jpで詳細を見る

今和次郎『日本の民家』

…草と雑木の生えている土地へ、自分たちの運命を開くために開墾という労作をしに行く人たちは、将来立派な自分の耕地としようと夢見ているその土地にたどり着いて、どんな家を建てて、まず自分たちの寝起し休息する場所としなければならないか。そこに辛苦がある、私はここでこれらの貧しい人たちが作っている小屋のはなしからはじめようと思う。 専門用語で言えばそれらは移住小屋と呼ばれている。資本がないからそれらは全然自給で作らなければならない。その土地から得られる材料で、出来るだけ早く、飾りもそっけ…

橋本 紘二『中国黄土高原―砂漠化する大地と人びと』

昔の掘り穴式の窰洞の家跡も畑にしていた。中国黄土高原―砂漠化する大地と人びとposted with amazlet at 16.03.12橋本 紘二 東方出版 売り上げランキング: 1,318,503Amazon.co.jpで詳細を見る

R.J. フォーブス『古代の技術史〈中〉土木・鉱業』

15世紀までは、塩は泥炭を焼いて灰にして作られた。古代の技術史〈中〉土木・鉱業posted with amazlet at 15.12.27R.J. フォーブス 朝倉書店 売り上げランキング: 1,893,671Amazon.co.jpで詳細を見る

杉本 尚次『住まいのエスノロジー』

土間は粘土に藁や籾などを敷き混ぜて突き固めてあり、弾力性や保温性もある。 住まいエスノロジー (住まい学大系 7)posted with amazlet at 15.12.09杉本 尚次 住まいの図書館出版局 売り上げランキング: 1,659,416Amazon.co.jpで詳細を見る

竹原 義二『無有 』

木の持ちを良くするために煤を混ぜた弁柄と黄土が透かし色に塗られている 無有posted with amazlet at 15.06.17竹原 義二 学芸出版社 売り上げランキング: 397,425Amazon.co.jpで詳細を見る

『藤森照信読本』

今、建材の究極は、土と炭だと思っています。 藤森照信読本posted with amazlet at 15.06.17藤森 照信 二川 幸夫 二川 由夫 伊東 豊雄 エーディーエーエディタトーキョー 売り上げランキング: 432,049Amazon.co.jpで詳細を見る

ゲルノート・ミンケ『土・建築・環境―エコ時代の再発見』

…ほぼ同じであり、まず樹幹や竹で小屋組の基本構造を形成する。この上に枝や小枝を密に網状に並べ、ワラ入りロームを突き固めたり塗り付けることができるようにする。最終工程は粘土分が多く、通常は粗い砂を多く含み、時には毛髪、繊維、牛の糞を加えたロームを何層にも重ねて丁寧に平滑にする。 p122土・建築・環境―エコ時代の再発見posted with amazlet at 14.03.12ゲルノート ミンケ 西村書店 売り上げランキング: 580,758Amazon.co.jpで詳細を見る

原田 紀子『伝統技法で茅葺き小屋を建ててみた』

材木は十年、壁土は三年寝かす 伝統技法で茅葺き小屋を建ててみた―『木の家は三百年』実践記 (人間選書)posted with amazlet at 14.03.05原田 紀子 農山漁村文化協会 売り上げランキング: 727,771Amazon.co.jpで詳細を見る

伊藤 武志『コミック版 専門土木―鋼構造・コンクリート構造・ダム・トンネル』

ロックボルトは掘削によってゆるんだ岩盤をゆるんでいない地山に固定し落下を防止することができるんだ コミック版 専門土木―鋼構造・コンクリート構造・ダム・トンネルposted with amazlet at 14.03.05伊藤 武志 オーム社 売り上げランキング: 280,831Amazon.co.jpで詳細を見る

荒井 康成 『ずっと使いたい世界の料理道具』

普段私たちが何気なく使っている器には、様々な土地で採れた土や鉱石が使われている。 ずっと使いたい世界の料理道具posted with amazlet at 14.03.05荒井 康成 産業編集センター 売り上げランキング: 190,566Amazon.co.jpで詳細を見る

磯崎 新 『建築における「日本的なもの」』

浄土寺浄土堂の建物を今日風に記述すると次のようになる。 六メートル間隔で円柱がグリッド状に十六本配され、平面は正確に正方形である。中央にある四本の柱が四天柱と呼ばれ、内陣となり、この中心に円形の台座が おかれ、約五メートルの阿弥陀仏の彫像が立ち、二本の脇侍仏が両側にひかえる。内部は木板の床が張られ、彫像以外にまったく装飾物はない。構造体が露出 し、天井による空間の分節はなされていない。 正方形平面にピラミッド状(宝形寄棟)に屋根がのせられ、本瓦で葺かれている。背面をのぞいて、…

渡部 一二 『武蔵野の水路』

この地域に住む人々はどうしても深井戸を掘って飲料水をえなければならなかったが、ローム層を垂直に掘りぬくことは困難であった。そのため、中世以来この地方の人々は土地を漏斗状に深く掘りぬき、その底に井桁を組んで地下水を汲みあげ飲料水をえていた。 図解 武蔵野の水路―玉川上水とその分水路の造形を明かすposted with amazlet at 14.03.05渡部 一二 東海大学出版会 売り上げランキング: 579,893Amazon.co.jpで詳細を見る

左野 勝司 『石ひとすじ』

ところが学説では、石をどのように乗せたかという結論がなかった。そこで、いちど石を大きく積み上げて土で埋めてしまい、巨大な天井石をコロで移動させて積まれた石の上に乗せ、そのあと中の土を全部取れば石室ができると私たちは想定した。 石ひとすじ―歴史の石を動かすposted with amazlet at 14.03.05左野 勝司 学生社 売り上げランキング: 422,653Amazon.co.jpで詳細を見る

宇沢 弘文『社会的共通資本』

社という言葉はもともと土をたがやすという意味を持っていた。社会的共通資本 (岩波新書)posted with amazlet at 14.02.19宇沢 弘文 岩波書店 売り上げランキング: 8,696Amazon.co.jpで詳細を見る

下野 敏見『奄美・吐カ喇の伝統文化―祭りとノロ、生活』

しかし、なぜ産屋に砂を撒くのか。まともに考えてそれは、板敷の床のない時代、土床では悪い菌も多いので殺菌力のある潮砂を撒いて消毒し、その上に茅やわらを敷き、産んだのであろう。奄美・吐カ喇の伝統文化―祭りとノロ、生活 (鹿児島県の伝統文化シリーズ)posted with amazlet at 14.02.06下野 敏見 南方新社 売り上げランキング: 1,016,434Amazon.co.jpで詳細を見る

三浦 展『脱ファスト風土宣言』

異質な人間を出会わせ、ぶつからせ、競わせるために都市はあるのだ。脱ファスト風土宣言―商店街を救え! (新書y)posted with amazlet at 14.02.07三浦 展 洋泉社 売り上げランキング: 440,509Amazon.co.jpで詳細を見る

『建築・土木のしくみと技術』

古者は民、澤處し、復穴し、冬日は則ち、霜雪霧露に勝えず、夏日は則ち暑熱蚊虻に勝えず、聖人及ち作り、之が為に土を築き木を構へて、以て室屋と為し、棟を上にし、宇を下にして、以て風雨を蔽ひ、以て寒暑を避けしめ、而して百姓之を安んず(「氾論訓」『淮南子』)基礎からわかる[最新]建築・土木のしくみと技術posted with amazlet at 14.02.07井上 国博 ナツメ社 売り上げランキング: 97,213Amazon.co.jpで詳細を見る

福森 道歩『スゴイぞ!土鍋』

新しい土鍋は、料理に使う前にまずおかゆを炊き、素地の目や貫入を埋め、水漏れを防ぎます。一年中使える!ご飯炊きからローストビーフまで スゴイぞ!土鍋 (講談社のお料理BOOK)posted with amazlet at 14.02.08福森 道歩 講談社 売り上げランキング: 30,510Amazon.co.jpで詳細を見る

土屋 守『シングルモルトを愉しむ』

寿命が尽きた樽は燻製材にすると、えもいわれぬ旨さを素材に焚きこむ。シングルモルトを愉しむ (光文社新書)posted with amazlet at 14.01.07土屋 守 光文社 売り上げランキング: 287,306Amazon.co.jpで詳細を見る

堺屋 太一『歴史からの発想』

加藤清正らが壁土を食い雨水に渇きをいたしたという蔚山の籠城も十二日間で終わっている。歴史からの発想―停滞と拘束からいかに脱するか (日経ビジネス人文庫)posted with amazlet at 13.12.11堺屋 太一 日本経済新聞社 売り上げランキング: 272,692Amazon.co.jpで詳細を見る

富山 和子『森は生きている 』

だれもが土になり、だれもが土をつなぎとめるため、力をだしあっていったのです。 森は生きている (新装版) (講談社青い鳥文庫)posted with amazlet at 13.12.10富山 和子 大庭 賢哉 講談社 売り上げランキング: 101,017Amazon.co.jpで詳細を見る

有岡 利幸『里山Ⅰ』

土器づくりの柔らかな土は、森林土壌が最適で、焼き固める燃料は当然森林の樹木がつかわれた。 里山〈1〉 (ものと人間の文化史)posted with amazlet at 13.11.12有岡 利幸 法政大学出版局 売り上げランキング: 479,273Amazon.co.jpで詳細を見る